マイクロバブル博士の「マイクロバブル旅日記」

本「旅日記」で、マイクロバブルの科学と技術に関する難しい情報をやさしく解説し、深く考えることによってマイクロバブルの物語をよりおもしろくします。また、それをゆかいに展開させていきます。これが、あたかも燎原の火のように、それこそ国境を超えて、どこまでも広がり、国民生活と産業に深く分け入ることで、マイクロバブル社会が形成されることをめざします。

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更新情報

 ふうせん実験(じっけん)のやりかたをおしえましょう.2つのふうせんと,ビニール テープ,それから,ストローがあれば,この実験ができます.まず,ふうせんにスト ローのかたほうをいれて,ふうせんから空気が出ないように,その出口で空気がも れない

  マイクロバブルのつくり方のちがいによって,マイクロバブルの性質(せいしつ)が,大きくことなりますが,それは,自らが小さくなる,大きくなるという物理的(ぶつりてき)なものの「ちがい」にとどまりません.ここに,マイクロバブルのひじょうに重要(じゅう)ような

  ホジュンは,次の3人の恩師ともいえる方々に恵まれ,その教えを受けます. ①アン医師 ②サムジョク医師 ③ユ医師 ①は,すでに解説をしてきた人物ですが,②の医師は,①のアン医師と昔の同僚 でともに宮廷の医官でした.二人とも優秀な成績で科挙に合格した医官

 第7回全国高専テクノフォーラムにおいて,私は,その全体パネル討論会におい て,「マイクロバブル技術による『植物工場づくり』」と題して話題提供の講演をさせ ていただきました.この企画は,高専が第2次産業だけでなく,第1次産業において も重要な役割

 朝の2時半に起き,マイクロバブル風呂に入ってから,身支度を整え,大分県国東半島の竹田津行きフェリーに乗り込みました.すでに,徳山港には何台かの車やバイクが到着していました.静かな波のない穏やかな海でした. 目的地は大分県宇佐市四日市であり,そこに我が家の

 マイクロバブルは,1秒間(びょうかん)に500回転(かいてん)という超高速回転 (ちょうこうそくかいてん)するときに,水と空気の界面(かいめん)で摩擦(まさつ)が おこり,それが出口ふきんの回転速度(かいてんそくど)の差(さ)によってちぎられ ること

 宍道湖に着く前に,少し時間があったので,出雲大社の近くにある「そば屋」の「荒木屋」に寄ることにしました.これまでに,全国各地のそば屋を訪ねましたが,私は,この荒木屋の「そば」が一番気に入っています.久しぶりですので,5段重ねの割子そばをいただきました.こ

 昨日も,研究室移転のための整理作業に追われました.これで,三十年余の長きに渡って住み慣れた研究室と「お別れ」ですので,その整理が終わって一人退出するときには,少し感慨深いものがありました. じつに,この研究室では,いろいろなことがありました.若い頃の未

 アン医師は,自然の法則や医学の基本を教えたのみならず,当時としては2つの医術の手法,すなわち,薬を調合して与える方法と鍼(はり)打ちの方法のうち,とくに後者に関する技法の習得に大きな影響を受けました.ホジュンは,その鍼打ちの名人ともいえる腕の持ち主になり

 本日は,改築のために研究室の整理,荷造りに明け暮れました.なにせ,30年余のものが溜まっていましたので,それは,それは,大変な作業でした.その途中,いくつかの「宝物」のようなものも見つかりました. その一つは,『文部時報』という雑誌が見つかったことでした

 第7回全国高専テクノフォーラムは,6日朝から高松市県民ホール(あなぶき会 館)で盛大に開催されました.参加者は300人以上で,全国から高専関係者が集ま りました.  思えば,8年前,このフォーラムの必要性を訴え,今となっては「ゼロ回」を準備し

 本日は,徳山から新幹線に乗り,岡山経由で高松入りしました.夕方,高松駅に 着いて,ホテルまで歩くことにしましたが,おやっと思うことがありました.アーケー ドが長く続いており,その長さは日本一で2.7kmもあるそうです.まず,閉店している 店がほとんどな

 宍道湖にある漁協青年部から,今回のシジミ実験に関する詳しい報告が届きました.これを拝見すると,大変素晴らしい成長が遂げられていることが明らかになっています.その成長したシジミの写真を直に見ますと,それが大変立派に成長していることがよく理解できます.現地

  水と空気を同時に回転させた.その回転数が秒速数百回転,分速に言いなおし ますと,毎分2~3万回転になります.おそらく,このように性質のことなる2つの流 体(りゅうたい)を同時に回転させたのは,世界で初めてのことではないかと思って います.たと

 私の学校では,前期末試験の真っ最中です.学生のみなさんにとっては,いやな季節です.学生時代には,試験がなくなったらどんなによいかと思い続けていましたので,みなさんもきっとそうでしょう. 昨日は,私の科目の試験を実施しました.その試験問題を作成した時に,

 15年ぶりの冷夏だそうで,梅雨明けがない地域も出そうだという不順な天候が続 いています.いつまで経っても,あのカラッとした夏の青空が見えてきません.いっ たい,どうしたのでしょうか.災害が続き,野菜が育たず,価格の高騰が始まってい ます. しかし,

  伊藤邦雄氏の「経済危機下の起業論」に関する記事において学んだことは,生半 可な「起業家精神」では,現代には通用しない,ましてや,産業構造の一翼を新た に担うことはできないと思うに至ったことでした.そこで,その視点を踏まえて,連載 中のホジュンを

 三重県松阪市の不二屋で,大変美味しい肉ラーメンを食べさせていただき,竹内前志摩市長の運転で豊橋に向かうことになりました.同乗者のM商事のYさんは,とにかく,日本と世界の農業・食糧事業に通じた方で,いろいろなことをよくご存知でした.実践的な博識とは,この

 伊藤邦雄氏の日経記事は(7月22日),次のように締めくくられています. 「医療,健康,環境,農業など成長分野で潜在力豊かな起業家が活躍する余地は大きい.現に農業分野では,最新技術を駆使した農業ベンチャーが野菜工場に進出し,イノベーションを起こしている. 起

 マイクロバブルを発生する方法はいくつかありますが,大きくは,次の2つに分けられます. 1)高速せん断式(こうそくせんだんしき) 2)加減圧式(かげんあつしき)  1)は水と空気をいっしょにまぜて高速で回転(かいてん)させることを利用してマイクロバブルを発

 新横浜19時29分発の新幹線「のぞみ」に乗り,さて今日中に周南市まで帰れるか,心配しながらアクセスを調べてみると,どうやら20分遅れで,最終便に間に合 わなかったようです.現在は,広島県福山を過ぎたあたりです.横浜でゆっくりしす ぎたことが,余

  27日徳山始発の新幹線に乗り,名古屋経由で鈴鹿,松坂に向かいました.鈴鹿 では,鈴鹿高専の井上哲雄先生の紹介で温泉等を経営されている親子のみなさん と,マイクロバブルの温泉利用や植物工場などの問題について話をしましたが,そ れらのマイクロバブ

 伊藤氏は,我が国のベンチャー不振の理由を次のように指摘されています. ①起業家を輩出する風土が希薄化しつつある.    今回の経済危機を契機にして,ベンチャーへの投資が,ホースの先をクリップで とめるように無くなってしまったこと,その結果として,起業

  (2)マイクロバブルの性質  マイクロバブルはかみの毛の10分の1の大きさをもつ気泡(きほう)のことですが, それは水と空気でなりたっています.この地球(ちきゅう)にもっとたくさんある2つの 物質(ぶっしつ)からなりたっているものですから,たくさんの分

 日本経済新聞の「経済教室」欄に,「経済危機下の企業論」を主題とする記事が,7月22日から3回連続で次のように連載されました. 7月22日 「創造的破壊」の先兵たれ 伊藤邦雄(一橋大学教授)  7月23日 ハイテク支援の強化今こそ 西沢昭夫(東北大学教授) 7月24

 マイクロバブルは,もともと小さすぎて見ることができない,これが自然のことなの ですが,泡が白いと思いこんでいる方々には,それがなかなか理解できないようで す.たしかに,私も「ミルクのように白い泡」といういいかたをしたことがあったので すが,それは

 役人の追跡から逃れたホジュンは,父親が指示した地に赴きますが,頼りにいていた知人の役人はすでに他の地に去っていて,途方にくれてしまいます.そして,いろいろな事情を経て,彼は,ようやくユ医師の病院の「水汲み」として雇っていた だくことになりました.

 もうすぐ夏休みですね.昨年も,この企画を実行して好評でしたので,今年も,「よ くわかるマイクロバブル講座(十話)」を開講することにしましょう.読者のみなさま におかれましては,近くに小中学生のみなさんでマイクロバブルに興味を持たれる 方がおられま

 昨日,この原稿を書き上げたところで,トラブルが起こり,すべて消えてしまったよ うです.これから,書き直しですが,よりよい内容になるように努めます. さて,起業家精神に溢れる2番目のモデルはホジュン(許浚)です.周知のよう に,韓国における「医者の

 周南市の旧徳山市には,「一の井出」と「大迫田」という2つの浄水場があります.私の宿舎は,後者の浄水場のすぐ近くにあり,長年,この水を飲んできました.前 者の一の井出ダムは,1927年に建設された旧海軍工廠の持ち物で,戦後は,旧徳 山市街区へ浄水を送る「

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