マイクロバブル博士の「マイクロバブル旅日記」

本「旅日記」で、マイクロバブルの科学と技術に関する難しい情報をやさしく解説し、深く考えることによってマイクロバブルの物語をよりおもしろくします。また、それをゆかいに展開させていきます。これが、あたかも燎原の火のように、それこそ国境を超えて、どこまでも広がり、国民生活と産業に深く分け入ることで、マイクロバブル社会が形成されることをめざします。

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更新情報

 今年の8月末に,豊橋技術科学大学で開催された日本高専学会第15回年会講 演会において,第1回「ブレイクスルー技術賞」の発表がありました.これは,その 年会において,「ブレイクスルー技術(人々の生活や産業を一変することを可能とす る技術)」に

 ただいま,ある学会論文誌の編集を終え,その原稿を印刷所に送付したところです.このような仕事は,大きな学会ですと,担当の専門家や編集委員会スタッフがい て,それで編集が進むのですが,それが,この学会では整っていません.そのため, 査読から編集までの一

 「Intuition」から「Invention」が生まれる過程を,キュリー夫妻によるラジウム発見のに事例に則して考察してきました.しかし,そのInventionは,「ゼロから1」が生まれたという意味では偉大なものでしたが,一方で,小さな研究室内での発見に留まるものでしか

 Intuition(閃き)は,その場その場で,何を感じ,何を思うかですが,それを現場で洗練し,どう鍛えるかが重要です.本来の天性の部分に磨きを加えて,それを伸ばしていくことが問われますが,マリー・キュリーは,それに優れていました. この新婚旅行の船上での「閃き」

 「3i(愛)」は,わかるようで,なかなかわからない用語です.これをどう理解したらよいかを考えているうちに,学生に「どう教えるか」の課題にも及んでしまい,いつのまにか,それらを含めての実践的な理解と教育の課題になってしまいました. その「3i」をマリー・キュリ

 ある大学のトップの方と親しくなり,そのメイルの「やり取り」のなかで,高専とその 大学の発展をどのようにして実現するか,そのことを考え続けています.この方も, 大変変わった方で,メイルの返事が来る時間が尋常ではありません.だいたい朝 方の3時台が多く

 二度目のマイクロバブル風呂にゆっくり入り,身体を温かくして出かけました.温 かな陽光の下,涼しい風も吹いてきて秋らしくなってきました.いつものように,緑 地公園内を散歩しながら,行きつけの喫茶店にきています.ここで,遅い昼ごはん 兼用のサンド

 昨日,大分の姉から,「日田梨」が届きました.ほのかな甘みで上品な味の梨です.「新高」と呼ばれる大玉の梨で,秋が深まるにつれて「味わいが増す」のだそうです. さっそく,電話でお礼をいっていただきましたが,大変喜ばれていました. 約半年前に,久しぶりの電話

 高専と技術科学大学との「連携問題」については、今年の2月および夏において、 かなりの議論がなされました。その場で、私が提起したことは、連携を発展させる ためには、その「主体」と「核」の形成問題でした。前者は、連携を求め、責任を持っ て進める能力を持

 本日は、朝早く起きて、緑地公園を散歩しています。少し、みなさんと違うのは、愛用の紅いノートパソコンを抱えていることです。いつも肌身離さず、このパソコンを抱えていますので、その散歩の時も持参し、あわよくばブログの記事も書いてやろうと思うことで、久しぶりに

 ⑥第1段階に留まる問題において、私も含めてだれもが通過する、あるいは衝突する問題が、溶存酸素の問題です。マイクロバブルすることによって、気液界面の表面積が飛躍的に増加しますので、溶解効率は、その分だけ向上します。しかし、ここには、技術的な問題で、2つの「

 この度,東京の台東区船堀にある㈱コラボ産学官という連携組織の会員にならせていただいて,そこでの活動を開始することになりました.この組織は,朝日信用金庫の支援を受けて設立されたものですが,主として,全国の地方大学や高専が参加されています. そのメリットは

 ⑤次は,マイクロバブル自身の問題です.この混乱は,「装置が違ってもマイクロ バブルさえ発生させれば,それはみな同じ性質を示す」という見解として現れまし た.その一部には,「発生装置が異なれば,マイクロバブルの性質が異なる」という ことは,「

 3日の講演会の記事が地元紙(日刊新周南)に10月5日付けで大きく報じられました.6段抜きの記事で,講演会の内容が詳しく報じられていますので,以下,それを紹介させていただきます. ●徳山高専● 「植物工場の野菜に効果」 「マイクロバブルの大成教授が報告」 「テ

 昨日は,地元周南市で「環境・エネルギーイノベーション講演会」が開催されました.今回は,最近話題になっている「植物工場」をテーマにしましたので参加者も100名を超え,会場は大変盛り上がりました. まず,最初に全国的な植物工場の現状が報告されました.ここで

 ③ナノバブルについての最大の問題は,その性質や機能性が明確にならないこ とです.ナノバブルの重要性あるいは優位性を主張するのであれば,その「固有の 物理化学的特性」や「機能性」を明確にすべきと思われますが,その最も肝心の特 性や機能性が十分に明ら

 混乱の第1は,「ナノバブル騒動」でした.「マイクロバブルは,いまや古臭い,これからはナノバブルですよ」という声がよく聞こえてきました.これに対し,私は,すこしも動じず「マイクロバブルで十分」と考えてきました.私は,研究者・科学者であり,すくなくとも,そ

 「マイクロバブルの物理化学的研究を行う」ことと,「マイクロバブル技術を利用して問題解決や技術開発を行う」ことは,本質的に異なることといえます.前者においては,だれもができるわけでなく,後者においては,その発生装置を手に入れることができれば,その対象物に

 本日も、遠くからの訪問者がありました。ここでは、マイクロバブル技術の利用を めぐって「ちょっとした」討論が繰り広げられました。その議論を今振り返ってみます と、それ以前に行った議論に似ていることに気づきました。  その以前の議論は、ある大学生が私

 本日は、ホジュンの故郷からお客さんが来られました。冒頭と最後に、ホジュンの 話になりました。そのホジュンのことをよく知っているので、そのお客さんは吃驚す るとともに、その話をすることで、すぐに親しくなることができました。 周知のように、ホジュンの話

 夏休みが明けて,本日から本格的な授業が再開されました.読者のみなさまには,大変申しわけありませんが,その夏休み中に,「夏休み特集マイクロバブル十話」の記事が,その「第二話」までしか書けず,第三話以降が宿題になってしまいました.これから,適宜,「十話」ま

 羽田空港に向かうモノレールの車中からです.25日から,東京出張で,今回も,た くさんの方々と面談させていただきました.今,その旅行のすべてを終えて,ほっと しながら,本ブログの執筆を始めたところです.それにしても,いろいろな方々に出 会いましたが,

 本日は,大変重要な人物と面談しました.ともに,国際的に活躍され,文字通り,日本を背負ってきた方々であり,私にとっても非常に重要な一時を過ごすことになりました.とくに,午前中の方は,特別で,朝の11時から,昼食をはさんで午後の14時半まで,幅広い議論を行いま

 東京の台東区船堀にある㈱コラボ産学官というところに行きました.この組織は, 産学官の連携を基礎にして,日本のモノづくり,技術開発を実現するために,大学 や高専が協働する「核」や「拠点」となるべきところといえます.その特徴は,地方に ある大学

  姉を訪ねたときに,拙著「マイクロバブルのすべて」を持って行きました.大変喜 ばれましたが,その時は「目が悪いから申しわけないけど,読むことができません. ヘルパーの方に読んでもらう」といっていました.ところが,マイクロバブル入浴のお かげでしょ

 本日は,家族と久しぶりに外食し,その後,国道の傍を散歩しました.辺りは,秋 の虫の音であふれていました.この素晴らしい虫の音の中に沁み入り,もうすっか り秋がきていることに気づきました.  さて,姉の話に戻りましょう.子供たちと相談したことは,プ

 約4カ月前の夕方,姉から突然電話がかかってきました.ひどく打ちひしがれた様子で元気がなく,私に「会いたい」と思って電話をしてきたようでした.途中から,こらえなくなったのでしょうか,久しぶりに私の声を聞いたからでしょうか,途中から泣き出すほどで,いろいろな

  オオカナダモの大群の出現は,さらに水質浄化が進んだ証拠でもありました.昨年と比較しますと透明度で,今年は約2mも差がありますので,そのことからも池の水がきれいになったことが裏付けられています. 実際に,水深が3m程度のところに菱が生息し,それよりも浅い所

 100年間,だれも成し遂げられなかった記録を更新させたイチロー,彼のスタイルは,明らかに他の選手とは異なっています.毎朝,カレーを食べ,一頃は,「白い巨頭」のテレビドラマを繰り返し観ていた彼ですが,同じことをくり返しながらも,そこに 重要な変化を求めてい

 5連休の初日が始まりました.これだけ時間があると,なにか宝物をいただいたような気分になりますね.読者のみなさまにおかれましても,さぞかし,有益な過ごされ方をしておられると思います. その私は,二つの学会の仕事に忙殺されそうです.長い間の懸案ですから,宝物

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